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全般

(えん):
念能力を応用した技…ではなく、ボードゲームにおけるお金の単位のこと。ボードゲームにおけるお金の単位は各ゲームによって異なり、その名称は「ドル」だったり「ユーロ」だったり「ルーブル」だったり「フラン」「ダブロン」「ターラー」「ダカット」…つまり千差万別なのである。いちいちゲームに合わせて呼び方を説明書で確認なんかするわけがないので、共通の呼び方として我々が最も親しみのある貨幣単位である「円」を使用するわけだ。「プエルト・リコ」の1ダブロンが1円玉に似ているからそう呼び始めたという説もある。(参照)


上家(かみちゃ):
自分のターンの前にターンを行うプレイヤー。もとは麻雀用語だが、要するに多くは右隣に座っている人を指す。(麻雀における上家は左隣ですが)。ゲームの種類によっては、上家のプレイヤーの行動によって自分のやりたいことが大きく制限されることもあるので、上家に座るプレイヤーの性格を考えてプレイすることも重要である。
⇔下家


下家(しもちゃ):
自分のターンの後にターンを行うプレイヤー。これまた麻雀用語だが、要するに多くは左隣に座っている人を指す。要するに下家のプレイヤーにとって自分は上家なので、多くのゲームでは自分が最も干渉できるプレイヤーとなる。ということで、負けは負けでも下家に負けることということは、俺何やってたんだ畜生ということになり、かなりの屈辱であると思ってよい。
⇔上家


じゃんけん(じゃんけん):
一般的なじゃんけんのことではあるが、ボードゲームにおいて初手を決める際、プレイヤー間で合意があればこれで初手を決める場合がある。当然ながら初手が有利なゲームであればこのじゃんけんにもの凄く力が入る。ゲームはすでに始まっているのだ。余談だが筆者はじゃんけんがかなり強い部類に入る。


初手(しょて):
ゲームにおいて第一ターンを行うプレイヤー。ボードゲームにおいて初手は神聖なものであり、決め方はゲームによって千差万別である。最近○○した人が初手というゲームも多いので、あらかじめ初手を取るためにどこかに出かけたりするプレイヤーもいるとかいないとか。


ショテガ(しょてが):
ゲームに負けた時、しばしば詠唱される黒魔法。要するに聞き苦しい言い訳である。
使用例:「いやこのゲーム、ショテガ有利すぎでしょ!」


厨プレイ(ちゅうぷれい): 特定のラーメン店の信者になって通いまくる…のではなく、テーブルゲームにおいて「やったらまず負けない」という、ルールを疑うくらいの強い戦法。厨プレイが存在するゲームにおいて勝つには、厨プレイをやるか、厨プレイの発動を数人がかりで阻止し、かつ途中で一緒に止めているプレイヤーを出し抜くしかない。こうなるとゲーム展開が毎回似通ってきてしまうので、厨プレイが存在するゲームはあまりよろしくないとされる。また、卓に厨プレイを理解していないプレイヤーがいると終始圧倒されてゲームにならないこともままあり、これまた精神衛生上あまりよろしくない。